どうもnashikuraです。
突然ですが、みなさん、理系と聞き、どういったイメージの人を思い浮かぶでしょうか?
おそらく多くの人には、理系はメガネ、オタク、ガリ勉、ダサいファッションセンス、コミュ障、運動音痴、モテないなどという負のイメージが先行すると思います。(もちろん人によりますが。)
また、ネタではありますが、合コンしたくない大学ランキングとして、
1位…東京工業大学
2位…東京理科大学
3位…東京電機大学
4位…電気通信大学
5位…芝浦工業大学
と理系大学がズラリと並んだものが複数のサイトに載っており(サイトによって順位は多少異なった)、これからは理系に対する強い偏見が感じられます。
しかも、これらの大学は非常に難関であり、特に東工大なんて日本で5本の指に入るほど優秀な大学です。(理系の高校生であれば誰しもが一度は考えるほど。)
今回の記事では、こういった理系に対する偏見がなぜ生じるのかを僕なりに考察したいと思います。
ほとんどは僕の個人的な考えなので、そこはご了承ください。
では、早速行きましょう!
目次
偏見が生じる原因
小さい頃からイメージが植え付けられてる
私たちは幼い頃から観ているアニメや漫画を思い出してみてほしいのですが、いわゆる理系チックなキャラクターはどういった風に表現されていましたか?
おそらく多くの場合、メガネは必須、加えてガリ勉、コミュ障などといった冴えない感じだったと思います。(もちろん例外もありますが。)
また、研究者や博士は、白衣を着て、頭がおかしいように表現されている時もあったと思います。
幼い時には世間を知らないため、どうしても理系に対するこの負のイメージが残ってしまうのだと思います。
一般的な高校には、理系の人が少ない
一般に、高校の偏差値が低くなるほど理系が少なくなる傾向があります。
なぜかというと、中学時代に最もつまずく人が多い科目は数学であり、数学につまずくと偏差値の高い高校に行きにくくなるからです。
また、理系に進みたい人には高校専門学校(高専)や工業高校などの専門的な高校に行く人も多いです。
こうしたこともあり、理系は偏差値上位校または専門的な高校に集中し、ボリューム層となる中堅付近の高校には理系は非常に少なくなります。
また話題を少し変えると、文系理系男女関係なく多くの人は高校以降に垢抜ける人が多いです。
高校デビューや大学デビューなど、以前と自分のキャラクターや格好を変えたりする人も多いです。
しかし、多くの人は理系とは中学校時点で別れてしまっています。
これらを結びつけるとと、多くの理系以外の人は中学時代で理系の人とおさらばし、それ以降ほとんど関わらなくなります。
そのため、理系のイメージが中学時代のそれで止まって更新されず、そのまま時間だけが経ちます。
高校はまだしも、大学以降は理系とその他の分野の人が関わる機会は非常に少なく、理系の人はが未知の生態のような感じになるのだと考えられます。
ガリ勉だと思われるのは、勉強しなければならないことが多いから
ほとんどの高校では、理系志望が受けなければいけない授業数は文系志望よりも多く、勉強量も比較的多くなります。
特に私立文系のみ志望(3科目以下)や理系以外の推薦の人は数学を勉強する必要がなく、彼らから見れば理系は圧倒的に勉強量が多いように感じます。
また、偏差値が低い高校ほど数学を履修する人が少なくなり、こういった傾向がさらに強くなると思われます。
こういったことが原因で、理系がガリ勉に見えるのではないかと思いました。
結論
理系にはメガネ、オタク、ガリ勉、ダサいファッションセンス、コミュ障、運動音痴、モテないという人もいますが、その真逆の人も大勢います。
僕の知っている人だけでも、東京の上位私大のミスコンで優勝した人、インターハイや地方大会に出場した人、東工大生で彼女ができた人など、多種多様な人がいます。
理系以外の分野と比較して相対的に少しだけメガネ、オタク、ガリ勉、ダサいファッションセンス、コミュ障、運動音痴、モテない人が多いだけであって、理系には本当に色々な人間がいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。