大学生nashikuraのブログ

大学受験、大学生活、理系関連、就職活動、雑記

【実体験】大学受験に失敗して良かったこと 3選

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 今回は、実際に僕が大学受験に失敗して良かったことについて書いて行こうと思います。

空を見上げて考える男性の写真

 

 ここで言う僕の失敗とは、国公立を目指している状態で、一次試験(センター試験)でボーダーに点数が足りず、第一志望の大学の受験すらできなかった、という失敗です。

 

 受験生の方は絶対に失敗したくないと思いますが、万が一失敗をしても、別に人生が終わることもないし、むしろそれがプラスに働く場合もある、ということについて、実体験を踏まえて解説します。

 

 大学受験に不安がある人受験勉強に疲弊したしまっている人大学受験に失敗してしまって絶望している人がいれば、ぜひ最後までお読みください。

 

 

 

目次

 

 

 

僕の経歴について少しだけ

 

 まず、本題に入る前に、少しだけ僕の経歴について書きたいと思います。

 

 プロフィールにもありますが、僕は2021年度現在、地方国立大学の2年生で、工学部に所属しています。

 大学受験はセンター試験(現:共通テスト)で大失敗をし、第一志望のボーダーには点数が及ばず、それまでは目も向けていないような大学(現在の大学)にレベルを落として受験し、一般前期で合格しました。

 

(僕のセンター試験の失敗談の記事です↓)

www.nashikura.com

 

 もともとの第一志望である千葉大や東京都立大は、模試では平均B判定くらいと少し余裕を持たせた志望校であったため、本番でそこに届かなかったのは本当にショックで、数週間ほどは死にたいと思うくらい気持ちが落ち込んでいました

 そんな中、私大の入試までになんとか持ち直し、私大は立命館大理工学部と日大理工学部のの複数の日程に合格しました。

 そして、国立の前期日程もなんとかクリアし、合格することができました。

 しかし前述したように、進学した国立大は第一志望とはレベル的にも距離的にも程遠かったため、入学後最初の数カ月はかなり学歴コンプに陥り、コロナ禍も相まって鬱寸前の状態でした。

 

 ここまでだと、大学受験に失敗して良かったことなんて無いと思うと思いますが、この時から現在までの約1年半の間に僕は様々な経験をし、大学受験に成功していたらきっとしていなかったことも多くできたと感じています。

 

 以下は、その経験から、大学受験に失敗して良かったことについてです。

 

 

大学受験に失敗して良かったこと3選

➀良い意味でプライドが捨てられた

ちょっと、私の言うこと聞きなさいよ女性の写真

 

 大学受験に失敗したことで、直後はプライドに大きな傷が付きましたが、時間が経つにつれてプライドをかなり捨てることができるようになりました

 

 自分で言うのも何ですが、僕は小中学校時代は比較的学力は優秀で、高校も地元の県内ではトップクラスのところに進学したため、ある程度プライドというものが備わっていました。

 良く言えば、自信を持っていたところがありますが、悪く言えば、自分より低い偏差値の高校に行っている人を心の中で見下したり、このまま行けば自分の将来は安泰だ、とも考えていました。

(今思えば、ただの世間知らずの舐めたガキですね(笑))

 しかし、大学受験に失敗したことで、時間はある程度かかったものの、これらのプライドは完全に打ち砕くことができました

 学力に関するプライドはもちろんですが、一人暮らしを始めたことも相まって、それ以外にも世間体的な部分に関するプライドも結構なくなりました。

 

 プライドが無くなってからしている行動の具体的なところで言うと、底辺職と呼ばれる現場でたくさんアルバイトをしたり余計なところにお金を使わなくなったりしたことです。

 アルバイトについては、引越し屋、工場、搬入搬出現場などの様々な低賃金な肉体労働を経験したりと、おそらく一般的な大学生であればほとんどがしないであろうアルバイトもしています

 お金の面については、かなりケチになりましたね

 サークルの飲み会や会食にはほとんど行きませんし、行ったとしても後輩に奢ることもほとんどないです。

 服も最低限の身だしなみだけをするようにし、またブランドものとは縁がないです。

 周りから見れば卑しい奴だとは思いますが、何せプライドがほとんどないのでね、、、

 

 アルバイトに関しては、様々な職種を経験したことで多くの知識が身に付き、自分の将来を考える上でも参考になっている部分が多いです。

 お金に関しては、単純に浪費することがほとんどなくなり、本やブログ、一人旅など、有益なものに使う機会を増やすことができました

 

 プライドが捨てられたのは、かなり大きなメリットだったと思います。

 

 

②大学の勉強がそれほど苦じゃない

男, 書き込み, ラップトップ, コンピューター, 書きます, 勉強する, 働く, リサーチ, 勉強, 学校

 

 第一志望にギリギリ合格した人と、滑り止めに余裕を持って合格した人では、一般的に考えれば後者の方が入学後はラクであると思います。

 僕も後者であるため、決してラクとは言えませんが、ある程度余裕を持って大学生活が送れています

 高校の同期などで第一志望に合格して通っている人は、特に理系ではかなり苦労しているという人もいますし、単位を落としてしまっている人も結構います

 その点、僕は今のところ単位はすべて取れていますし、成績も学科内では上位の方です。

 学科内で上位の成績を取っていれば、研究室配属も選び放題だと聞きますし、大学院試験の筆記試験の免除制度があるらしいので、かなり大きなメリットだと思いました。

 

 逆に、僕は高校時代はギリギリで合格した側だったため、常に周りのレベルに圧倒されていて、現在の大学よりも高校の方が圧倒的に辛かったですね。

 

 

 

③この失敗をバネにして頑張る気になった

体力が続く限りファイトする会社員の写真

 

 大学受験に失敗し、僕は一つ大きなことを学びました

 

 それは、どこに所属しているかではなく、自分がその環境でどのように頑張るかの方が重要である、ということです。

 

 僕は中学時代、県内最底辺クラスの私立中に行っていましたが、そこから本当に死ぬ気で努力をし、県内トップクラスの公立高校に合格できました。

 しかし、高校時代は県内トップクラスの学校に行っていたにも関わらず、周りの圧倒的な学力を見て萎縮してしまい、自分のレベルはここまでかと限界を決めてしまって、結局は大学受験には失敗してしまいました

 

 このように、所属している団体に関係なく、結局は自分の頑張り次第で将来を変えられる、ということを理解しました。

 

 そして、大学は本命ではないものの、この環境下で4年間どのように頑張るかを常に考える癖が付きました

 

 大学に入学して約1年半、僕は様々なアルバイトをして社会を見てみたり、このブログを始めて情報発信をしたり、(結局約半年で退部はしましたが)大学の部活に入ってみたりTOEICの勉強を頑張ってで800点台を取ったり、少し早めに企業や官公庁の説明会に参加してみたりと、将来役に立ちそうなことをできる限り行うようにしています。

 

 これらの頑張りが就職活動や将来にどのように響くかは分かりませんが、少なくとも何もしていないよりは良いと考えました。

 

 高校時代は、「○○高校の俺」という自分に自惚れていましたが、結局は卒業した次の日からは「何もない俺」になっていました。

 おそらく第一志望の大学に受かっていたら、高校時代のように肩書きだけに自信を持ってしまっている可能性が非常に高かったように思います。

 そして、ここまで積極的に行動をすることはできず、また将来思うような進路を辿ることができない可能性が高まったと思います。

 

 その点、大学受験は第一志望に受からなくて良かったと思いました。

 

 

 

まとめ

 

 今回は、大学受験に失敗して良かったことについて、以下の3つを紹介しました。

➀良い意味でプライドが捨てられた

②この失敗をバネにして頑張る気になった

③大学の勉強が大変じゃない

 

 受験生には、大学受験は本気で頑張ってほしいと思いますが、別に第一志望に合格しなかったとしても、それだけで死ぬ訳ではないですし、まだまだ将来は長いです。

 僕のそうだったのですが、やはり受験生は本当に長い時間を受験勉強に捧げているので、どうしても大学受験がすべてだと思ってしまします

 そして、絶対に合格する、から、失敗したらどうしよう、という気持ちになってしまいがちです。

 しかし、万が一失敗したとしても、この記事で書いたようなメリットもあります

 また、現役生であればまだ17~18歳と年齢も大変若いので、将来の選択肢も本当に幅広いです。

 受験勉強が上手くいっていない人も、ぜひそこまで悲観的にならずに、せっかくなので、楽しんで大学受験に挑んでほしいと思います。

 大学受験という経験は良くも悪くも一生の思い出になるので、最後まで全力を尽くしてください!

 

 応援しています!

笑みが溢れる野球部の女子マネの写真

 

 

 他にも大学受験に関する記事を書いていますので、ぜひそちらもお読みください↓

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 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

【裏口入学】【MARCH】大学の系列校推薦入試の闇

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 

 今回は、大学の推薦入試の闇について書いていきたいと思います。

驚きのあまり仰け反る営業マンの写真

 

 大学受験の話題には、必ずと言っていいほど、指定校推薦や裏口入学に関するものが挙がります。

 

 

 そこで今回は、僕の知り合いの何人かが実際に使った、系列校推薦、実質的には裏口入学制度について書きたいと思います。

 

 彼らは、高校でまともな成績を取らず、さらにちゃんとした入試も受けずに、いわゆるMARCHの内の一つに入学しました。

 

 「彼ら」と書いたように、僕は裏口入学をした人を少なくとも5人以上知っています

 

 

 裏口入学の実態を知ることができる記事になると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

 

目次

 

 

 

「彼ら」とは、いったい何者なのか?

 

「編集長、特ダネ仕入れてきますから!」と出かける新聞記者の写真

 

 最初にも書いた、この裏口入学をした「彼ら」について少しだけ書きます。

 

 プロフィールにもあるように、僕は私立の小中学校出身で、主に「彼ら」とはその時期に知り合いました

(以下、その私立小中高をAとします。)

 

 そのA小学校というのも、かなり問題が多く、問題児も多数いました。

(つまり、小学校入試に関しても形だけだった、と言われています)

(私立小学校についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください↓)

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 そしてそのA小学校からは、ほぼ無条件で同じ私立のA中学校に進学でき(いわゆるエスカレーター方式)、さらに外部からの受験生も入ってくる感じです。

 

 私立の中学校と言えば、灘や開成のような超進学校を思い浮かべると思いますが、僕の出身のA私立中は底辺中の底辺でした。

 

 詳しくは以下の記事をご覧いただきたいのですが、地元では学費を払えるお金があり、かつ入試で名前が書けるだけで入れると言われていました。

(実質、公立中学のようなもの)

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 僕は中学卒業まではこの「彼ら」と学生時代を過ごし、僕は別の公立高校に進学したのですが、その私立中の大多数はエスカレーター方式で同じA高校に進学しました。

 

(僕がエスカレーター方式を蹴って公立高校に進学した体験談↓)

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 「彼ら」と中学時代を共にしたから分かるのですが、お世辞にも成績は良くなく、公立高校を一般受験してもせいぜい偏差値50程度、良くても60弱くらいのところにしか受からなかった具合です。

 

 この「彼ら」の情報を参考にし、続きをお読みください。

 

 

 

実質的な裏口入学制度について

 

扉をあける人影の写真

 

 そのAという私立小中高はキリスト教の学校であり、MARCHの内の一つの大学と癒着がありました

(以下、その大学をB大学とします)

 

 特定されたくないのであまり具体的には書きませんが、昔B大学のキャンパスがあった場所にA小中高が建てられたといった感じです。

 

 また、例えば慶應義塾高校のように大学の付属高校であったわけでは無く、ただの系列校でした。

 

 そして、小→中→高、または中→高と進学した、いわゆる一貫生にB大学の推薦枠が多くありました

 

 具体的には、例年だとだいたい全部で10枠以上ありました。

 

 しかし、僕のA中学は1学年の生徒数が約60人であり、そのままA高校に進学したのは約50人でした。

 

 つまり、A高校の一貫生の約1/5以上の人が、B大学に系列校推薦で進学できるというわけです。

 

 ヤバくないですか?!

 

 上でも書いたように、そのA中学校の人はお世辞にも学力が高いとは言えず、一般入試でB大学を受けていればほぼ全員が合格できなかったと思います。

 

 にも関わらず、学力レベルが低い集団の中でちょっと良い成績を取っただけで、B大学の推薦がもらえるわけです。

 

 加えて、そのそのB大学は、MARCHという、一般的には高学歴と呼ばれる大学群に一角をなす大学であり、これはさすがにおかしくないかと思いました。

 

少しまとめると、

・A小には問題児や低学力層が多かった

・A中は県内でも最低レベルの偏差値の私立中

・A中→A高と進学した人は、ほとんどが高校偏差値50くらいのレベル

・A高の集団の中でトップ10程度の成績と取っていれば、B大学への推薦という高学歴の称号を手に入れられる

 

 この系列校推薦は、本当に裏口入学と呼ぶべきものに値すると思いました。

 

 実際、A中→A高で上位の成績だった奴と一度高3のはじめの模試で会ったのですが、後で結果を聞いたら、概ね日東駒専レベルの成績で、一般入試では到底MARCHに受からない成績でした。

 

 しかし彼はA高の学内成績では上位で、B大学の理系に推薦をもらい、B大学に入学したのです。

 

 

 

真面目に受験勉強している人が可哀そう

 

人の失敗を笑う男性の写真

 

 僕はA中からA高には行かずに公立の進学校に行き、一般受験をして、MARCHと同じかそれより少し高めのレベルの国立大と、さらに立命館大に合格したから分かるのですが、合格するまでの道のりは本当に過酷なものでした。

 

 他の受験生もその過酷な受験勉強をしているのに、生ぬるい学内成績でほぼフリーパス(面接とちょっとした課題だけ)でMARCHに進学できるのは、真面目に受験勉強をしている受験生に大変失礼だと思いました。

 

 早慶やMARCHの付属中高(慶應義塾高校や中央大付属高校など)であれば、中学受験や高校受験でかなりハードな闘いを勝ち抜いているので全然問題ないと思いますが(むしろこっちの方が大学受験組より優秀)、このようなレベルの低い系列校の推薦はいかがなものかと思いました。

 

 

 

 

私立の学校は、結局カネ

 

 ここまでは、学生である僕の視点から見てきましたが、視点を変えてみると、この制度が成り立っている理由が分かります。

 

 系列校推薦を出している大学は、生徒(高校生)に推薦を出してしまえば、他の大学に逃げられることを防げます。

 一度推薦を受けて合格すると、他の大学を受験する権利は失われ、さらに大学入学後も留年や中退などにペナルティが課される場合が多く、生徒をその大学に引き留めやすくできます。

(具体的なペナルティとしては、その生徒の出身高校への推薦枠を減らしたりするものがある)

 

 また中学高校側も、MARCHの○○大学への系列校推薦をやってまーす、と言ってれば、例え偏差値が低くても生徒を集めやすくなります。

 

 みなさんもご存じのように、私立の学校は授業料が高く、特に私立大学となれば年間100万円以上も珍しくないです。

 

 生徒を多く集めれば、それはお金が沢山集まったことに等しく、大学側の懐は潤います。

 

 このように、私立の学校は結局お金のことを常に考えており、受験生の不公平性というものなんて全く気にしていません

 

 そして結果的に、勉強を真面目にしていなくても、親が多少なりとお金を持っていて、そういった大した偏差値でもない私立の中高に行けば、かなりの確率で高学歴と言われる大学に入れてしまうのです。

 

 

僕はこれがマジで許せなかった

 

度重なるリスケに怒り狂う男性の写真

 

 僕はこの事実をA中の中2~3の時に理解し、このままA高に行ってしまえば、まんまと学校の策略にハマってしまうと思いました。

 

 そのため、高校受験をして公立の進学校に行き、正式なルート(一般受験)で国立大学に行きました

 

 前述したように、A中の学力レベルは大変低く、僕はA中では常にトップ3くらいには入っていました。

 

 そのため、A高にそのまま進学していれば、おそらくB大学には簡単に入ることができ、大変な労力を要する大学受験勉強を避けることができたはずです。

 

 中学生のときに親や先生にもそのことを言われていましたが、僕は不正なルートで受験することが嫌だったし、そういう人がいる環境にも居たくありませんでした

(A高から一般受験するという手もありましたが、やはり環境が嫌でした)

 

 そして高校受験をしたことは正解で、進学校だったために大学受験にもかなり集中できました。

 

 さらに、私立大学のこういった闇の部分の少し知っていたので、迷わずに国立大学を目指しました

 

 僕が大学合格後に聞いた話で、やはりA高から裏ルートでMARCHのB大に進学した人が10人近くもいると知り、そんな環境で受験期を過ごさなくて本当に良かったと思いました。

 

 

 

まとめ

 

 いかがでしたでしょうか?

 

 

 一見公正に行われているように見える大学入試でも、特に私立大学ではこういった裏口入学が毎年のように当たり前に起きています

 

 最近では、複数の大学の医学部での多浪や女子差別などが話題になっていますが、上記のような裏口入学についてもほぼすべての私立大学で行われていると思います。

 

 特に偏差値の低い大学(いわゆるFラン大学)では、そもそも受験生が集まらずに定員割れを起こしている大学も多く、受験さえすればほぼ合格のようなところも多いです。

 

 指定校推薦に関しても、偏差値の低い大学であれば、高校の成績なんてほぼ関係なく行けます。

 

 しかし、高学歴と言われているMARCH以上の大学に関しても、このような裏口入学が普通に行われていると知ったときにはさすがに驚きました。

 

アッと驚き目を丸くする女性の写真



 

 もし、僕のようにこういった不正染みたことが大っ嫌いな人がいれば、迷わずに公立高校、国公立大学に進学すると良いと思います。

 

 逆に、ちょっと姑息な手段ではあるけど、ラクをして大学に行きたいという人がいれば、系列校推薦を行っている中学や高校に入学するというのも一つの手かもしれません。

(僕はおすすめしませんが、、、)

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

【大学受験】不思議な進路選択をした秀才たち【進学校】

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 今回は、僕の高校の同級生で、不思議な進路選択をした秀才たちについて紹介したいと思います。

道標, ウェイポイント, 木材, 粒, ボード, サイン, 方向, 右, 道, マーキング, 矢印, 天国

 

 複数の大学に合格した場合、より偏差値が高い方に入学することが一般的かと思いますが、そうではなかった人や、変わった進路に進んだ人について紹介します。

 

 かなり面白い記事になると思いますので、ぜひ最後までお読みください! 

 

 

※参考までに

 僕の出身高校は神奈川県にある偏差値70くらいの公立高校で、今回の記事に登場する人たちは、2019年度に高3、2020年初めに大学入試を受けた学年です。

(現役時に最後のセンター試験の世代です。)

 

 

 

目次

 

 

 

 

不思議な進路選択をした秀才たち

➀横浜国立大を蹴って立教大 …A君

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https://www.yotsuyagakuin.com/b_geneki/rikkyo/

 横浜国立大と立教大のどちらにも合格したら、神奈川県民であれば(おそらく、でなくても)ほとんどの人が横浜国立大に進学すると思います。

 

 理系ならなおさらです。

 

 しかしA君は、なぜか横浜国立大を蹴って立教大に進学します

 

 彼は、確か物理系の学科の志望で、横国もかなり余裕を持ってA判定を取り続けていました。

 

 そして、入試も無事に合格したのですが、、

 

 彼曰く、立教大の学科の方が自分のなりたい学問に近いことが学べる、とのことでした。

 

 確かにその理由には納得しましたが、せっかく国立理系の勉強をずっとしてきたのに、神奈川県内の自宅からもかなり遠く、学費も倍以上する立教大に進学したのかという点には理解に苦しみました。

 

 大は小を兼ねると言いますが、彼の場合はまさにそうでしたね。

 

 

②北海道大を蹴って早稲田大 …B君

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https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/3325/index.html

 このB君もかなり変わっていましたね。

 

 彼は文系で、特に社会系の科目に秀でていました。

 

 センター地理(現在の共通テスト)は満点センター日本史も9割後半、さらにセンターの総合得点でも北海道大の総合文系を狙える位置にいました。

 

 そして、最初に私大の入試を受けるのですが、早慶MARCHなど、彼は受けた大学学部のほとんどに合格しました。

 

 そして、その調子で北海道大前期も受験し、合格しました。

 

 合格発表の瞬間に一緒にいたのですが、本当に嬉しそうで、当初は彼は北海道に行く気満々でした。

 

 しかし、数週間後に会うと、早稲田大の教育学部に進学すると聞きました。

 

 いやいや、せっかく国公立、しかも旧帝大に受かったのに、なぜ早稲田の、しかも下位学部と言われている教育学部に進学するのかが理解できませんでした。

 

 しかも、その大きな理由が、「入試の時に冬の北海道の寒さを知ったから」、と言うものでした。(もちろん、他にも理由はありましたが。)

 

 いやー、こちらも不思議な進路選択でしたね。

 

 

 

③早稲田大を蹴って上智大 …C君

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https://www.sophia-sc.jp/about/access.html

 C君は英語が非常に得意で、早稲田大の国際教養学部をずっと狙っていました

 

 しかし、入試では運悪く失敗し、彼は早稲田の教育学部(英語系)と上智大の総合グローバル学部に合格しました。(他にも合格してたと思います。)

 

 結局、彼は上智大の総合グローバル学部に進学しました。

 

 僕は理系なので文系(特に私立)の学部事情については詳しくはないのですが、おそらく一般的には文系の人は大学名を最重要視する傾向があると思います。

 

 早稲田や慶應に受かれば、他に私大とは迷わずにどちらかに進学する人がほとんどだと認識しています

 

 しかし彼の場合は、教育に関する英語よりも、実践的な英語を身に付けたい、といった理由からの選択だったようです。

 

 

 

④慶應大の指定校を蹴って東京工業大かつ慶應大の一般に合格 …D君

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https://www.titech.ac.jp/public-relations/about/campus-maps/ookayama

 以前も他の記事で紹介したと思いますが、彼もまたかなりの秀才でしたね。

 

 僕の高校では、高3の9月くらいに指定校推薦の枠が公表され、人気のある早慶の枠はすぐに埋まってしまう感じでした。

 

 進学校は指定校推薦で大学に行く人は少ないですが、さすがに早慶レベルの枠はほとんど埋まります。

 

 そして、評定平均が特に高い人は、担任との面談で指定校の枠を狙ってみないか、というオファーが来るみたいです。

 

 D君は通算の評定平均が4.6/5くらいで、学年でもトップクラスの成績を持っていました。

 

 そして、彼にも慶應理工の指定校を取らないかというオファーが行くのですが、なんと彼は断ります

 

 その理由は、彼は最初から指定校推薦を狙っておらず、一般で東京工業大に行きたいというものでした。

(そもそも指定校を狙っていないのに、なんでそんなに高い評定平均が出せるのかが謎ですよね(笑))

 

 僕はこれを聞いた時、マジでかっこいいと思ったのと同時に、頭大丈夫か、とも思いました(笑)

 

 それまでは、さすがに早慶の指定校を断る人がいないと思っていたので、衝撃でしたね。

 

 そしてそれから約半年後、彼は第一志望の学科ではなかったものの、本当に東京工業大に受かってしまいます

 

 そして驚くことに、指定校を蹴った慶應理工の一般入試にも補欠合格し、結局それも後に正式な合格となりました

 

 いやー、ドMというか、何というか、これがマジもんの秀才なんだと思いましたね。

 

 

 

⑤国内医学部を受けず、海外医大へ …E君

城, 芝生, イギリス, イングランド, マンション, ヴィラ, タレット, アーキテクチャ, 公園, 建物

 この例はこれまでとは少し路線が違いますが、一応紹介します。

 

 E君はもともと国内の国公立医学部志望でした。

(もうこの時点で超頭いいことが分かると思います。)

 

 受験期にも成績がどんどん伸びていき、旧帝大の医学部にも行けると言われていたほどの成績でした。

 

 しかし、なぜだか彼はセンター試験(現在の共通テスト)の少し前に海外の大学に行きたいと言い出し、国内大学の受験を辞めます

 

 そして、ヨーロッパにある医大に合格するための勉強を始めました

(入試は、確か夏前くらいだったらしいです。)

 

 海外の大学なので、もちろんかなりの英語力が要され、入試問題も英語以外の科目(数学・理科)もすべて英語で出題される、という感じだと言っていました。

 

 この時点で、まず勉強のやる気が失せる人も多いかと思います。

 

 さらに、入学後も医学部の大変な勉強に加えて、さらに現地の言葉の勉強も必要であるらしく、本当にすごいとしか言いようがないです。

 

 結局彼はヨーロッパにある第一志望の医大(大学名は忘れました)に合格し、楽しく現地で勉強しているとのことです。

 

 ここまで来ると、次元が違うというか、他の人と比較対象にすらならないため、特にコメントすることがないですね(笑)

 

 

まとめ

 

 いかがでしたでしょうか?

 

 今回は、以上の5人を紹介しましたが、そういえばこんなこともあったなー、というように記事を書いている際に色々思い出して、面白かったですね。

 

 この記事で特に言いたいことはありませんが、強いて言うならば、大は小を兼ねるということですかね。

 

 国公立の勉強を最初からしていれば、私立に合格することは可能ですが、その逆は大変難しいです。

 

 また、最初から指定校推薦を狙って一般入試の勉強をしていなければ、指定校が取れなければかなりハードモードになりますが、逆にしっかりと一般入試の勉強もしていれば、指定校を取れる可能性も高まります

 

 このように、高校生の方は、将来の選択肢を広げるためにも、より可能性が広がる進路の勉強をすることをお勧めします。

 

 

 

 今回の内容が何かの参考になったかどうか分かりませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

国立大学にある珍しい学部 14選 【大学入試】 

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 今回は、国立大学にある珍しい学部について書いていきたいと思います。

モニター, バイナリ, バイナリシステム, コンピューター, バイナリコード, プログラミング, データ

 

 大学の学部には、文・法・経済・教育・理・工・農・医などといったメジャーなものがある一方、全国で一つしかない学部名というのもあります。

 

 そこで今回の記事では、国立大学で珍しい学部がある大学を紹介するとともに、その学部についても少しだけ解説していきたいと思います。

 

 また、その学部について知っているプチ情報もあれば、そちらも書きたいと思います。

 

 面白い記事になると思いますので、ぜひ最後までお読みください!

 

※公立大学も含めたかったのですが、キリが無くなりそうなので、今回は国立大学に限定させていただきます。

 また、僕は東日本で生活しているため、西日本の大学について疎かになっている部分もあるかと思いますが、ご了承ください。

 

※この記事の情報は、2021年9月現在のものです。

 

 

 

目次

 

 

 

 

北海道大学 水産学部

 

 海洋生物科学科海洋資源科学科増殖生命科学科資源機能化学科の4学科があり、海洋生物や水産資源について、生物学的、工学的視点からの教育、研究を行っています。

 全国的に見ても水産関連専門の学科は珍しく、興味のある人にとっては最高の学科だと思います。

 

 キャンパスは1~2年時が札幌、3~4年時が函館となっております。

 

 高校の先輩でここに行った人がいたのですが、学科によっては船に乗る実習があったり、珍しい生物と実際に見たりと、とても面白そうでした

 

 北海道大学の中では、他学部と比べて入りやすいと言われています。

 

www2.fish.hokudai.ac.jp

 

 

 

秋田大学 国際資源学部

 

 資源政策コース資源地球科学コース資源開発環境コースの3コースがあり、資源やエネルギー関連の文理融合型の教育、研究を行っています。

 

 こういった資源・エネルギー関連の専門学部がある大学は全国的にも珍しいです。

 

 また、専門的な教育だけでなく、英語・経済・歴史など、文理を問わず幅広い分野についての教育を行っているのが魅力です。

 

www.akita-u.ac.jp

 

 

筑波大学 体育専門学群・芸術専門学群

 

 全国の国立大学で、体育・芸術を専門とした学部は少数であり、かつ筑波大学はこれらの分野で最もレベルが高い大学の一つです。

 

 知り合いに体育学群を推薦入試で受験した人がいたのですが、高校生時にインターハイや国民体育大会に出場していた彼ですら落ちたとのことでした。

 

spehss.taiiku.tsukuba.ac.jp

 

www.geijutsu.tsukuba.ac.jp

 

 

千葉大学 園芸学部

 

 国立大学唯一の園芸学部であり、園芸学科応用生命化学科緑地環境学科食料資源経済学科の4学科があります。

 

 農学部と少し似ていますが、農学部より幅広い範囲を研究対象としており、自然環境について幅広い視点から学ぶことができます

 

 キャンパスは松戸にあり、ほとんどの学部がある西千葉キャンパスとは離れているため、千葉大理系の中では比較的狙いやすい学部となっております。

 

www.h.chiba-u.jp

 

 

東京外国語大学 (全学部)

 

 言語文化学部国際社会学部国際日本学部の3学部があります。

 

 言語文化学部では、27もの言語から専門の言語を選ぶことができ、国内の大学でもトップクラスに多いです。

 

 留年率も全国トップクラスですが、それはほとんどの学生が留学を経験するためであり、言語を極めたい人にとってはうってつけの大学です。

 

www.tufs.ac.jp

 

 

東京海洋大学 (全学部)

 

 海洋生命科学部海洋工学部海洋資源環境学部の3学部があります。

 

 理系大学にしては女子率がとても高く、海洋生命科学部では男女比がほぼ1:1です。

 

 僕の中学理科の先生がここの出身だったのですが、特に生物の授業はとても面白く、しっかりと教育を受けていたのだな、と思いました。

 

www.kaiyodai.ac.jp

 

 

東京藝術大学 美術学部・音楽学部

 

 国公立大学の中では最も倍率が高い大学の一つ(学科によっては10倍以上)で、芸術系を志している人にとっては最高峰の大学です。

 

 学科によっては東京大学よりも難易度が高いところもあるとされており、非常に難しいことが分かると思います。

 

 しかしその分、教育も国内トップクラスであり、出身の著名人も多いです。

 

passnavi.evidus.com

 

 

お茶の水女子大学 生活科学部

 

 食物栄養学科人間・環境科学科人間生活学科心理学科の4つの学科があります。

 

 国公立大学では有数の生活関係学科であり、栄養学・工学・社会学・心理学などの学問の教育を行っています

 

www.hles.ocha.ac.jp

 

 

信州大学 繊維学部

 

 国立大学唯一の繊維学部であり、先進繊維・感性工学科機械・ロボット学科化学・材料学科応用生物科学科の4学科があります。

 

 繊維学部ですが、機械工学、材料工学、化学、生物学など、幅広い教育を行っています

 

www.shinshu-u.ac.jp

 

 

滋賀大学 データサイエンス学部

 

 国内有数のデータサイエンス学部であり、統計学や情報学を中心とした教育を行っています

 

www.ds.shiga-u.ac.jp

 

 データサイエンス学部ではないのですが、僕の好きなYoutuberで滋賀大学に通っているトマホークさんという方がいるので、興味がある人のために動画を貼っておきます↓

www.youtube.com

 

 

和歌山大学 観光学部

 

 国公立大学有数の観光関連学部であり、経営、文化、地域再生を軸とした教育を行っています

 

www.wakayama-u.ac.jp

 

 

神戸大学 海洋政策科学部

(旧:海事科学部)

 

 海洋基礎科学領域洋海洋応用科学領域海洋ガバナンス領域があり、それぞれ理学、工学、社会科学的な観点から海洋に関わる様々な教育、研究を行っています

 

 パーカーさんというYoutuberがここに在籍しており、かなり人気な方です。

興味のある人はぜひ動画も観てください↓

www.youtube.com

 

 

岡山大学 グローバル・ディスカバリー・プリグラム

 

 こちらはかなり特殊な学科で、文理を問わず様々な学問を学びながら自分に適した履修プログラムを組み立て、最終的に自分に合った学部の教員のもとで卒業研究を行うものです。

 

 まだ勉強したい学問が決まっていない人や、特定の分野にとらわれずに勉強したい人に向いている学部だと思います。

 

discovery.okayama-u.ac.jp

 

 

九州大学 芸術工学部

 

 環境設計コースインダストリアルデザインコース未来構造デザインコースメディアデザインコース音響設計コースの5つのコースがあり、これらのコースにとらわれずに様々な科目を履修することができます。

 

 工学部と少し異なるのが、デザインや設計に関する工学を幅広く学べる点であり、全国的に見てもかなり珍しい学科です。

 

 九州大学の中では比較的難易度が低い学部です。

 

www.design.kyushu-u.ac.jp

 

 

まとめ

 

 いかがだったでしょうか?

 

 この記事では、珍しい学部がある国立大学として、以下の14個を紹介しました。

 

北海道大学 水産学部

秋田大学 国際資源学部

筑波大学 体育専門学群・芸術専門学群

千葉大学 園芸学部

東京外国語大学 (全学部)

東京海洋大学 (全学部)

東京藝術大学 美術学部・音楽学部

お茶の水女子大学 生活科学部

信州大学 繊維学部

滋賀大学 データサイエンス学部

和歌山大学 観光学部

神戸大学 海洋政策科学部

岡山大学 グローバル・ディスカバリー・プリグラム

九州大学 芸術工学部

 

 今回の記事を書くにあたり、様々な大学の学部をたくさん調べたのですが、今回紹介しきれなかった大学学部の中にも珍しいものが結構あり、かなり面白かったです。

 

 大学選びを行う際には、自分の行きたい学部が珍しかったとしても、必ずどこかしらの大学にはその学部があると思いますので、徹底的に調べ、最も自分の行きたい大学を慎重に選ぶようにしてほしいです。 

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 他にも大学に関する記事を書いていますので、ぜひそちらもご覧ください↓

www.nashikura.com

 

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【現役学生が考察】地方国公立大学に向いてる人・向いていない人の特徴

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 今回は、現在地方国立大学に通っている僕が、地方国公立大学に向いてる人・向いていない人について書いていこうと思います。

田んぼ, コテージ, 農場, 農地, 農業, 栽培, プランテーション, 米農園, 田舎, 地平線, 農家

 

 主に僕自身の経験や、周りの人からの情報を基に書いていきます。

 

 受験生や、進学したい大学について迷っている人の参考に少しでもなれば幸いです。

 

 

 

目次

 

 

 

 

地方国公立大学に向いてる人

 

落ち着いた環境で勉強したい人

積まれた本と、徹夜で調べものをする様子の写真

 まずはこれですね。

 

 地方国公立は真面目な学生が多いため、勉強に集中しやすいです。

 

 東京の一部私立大学であるような、〇行事件、〇犯罪、〇物使用などの不祥事は滅多に聞かくことはなく、治安は良好です。

 

 実際に、僕が入学してから今までに出会った学生もほとんどが真面目であり、一緒にいて過ごしやすいです。

 

 また、都会に比べて娯楽施設も少ないため、勉強の邪魔となるようなことも少ないです。

 

 

地域に興味がある人

小浜八幡神社からの街並みの写真

 地方国公立大では、その地方・地域でしかできない研究や授業が行われていたり、部活・サークル活動が行われています

 

 例えば、琉球大学(沖縄)では、亜熱帯や沖縄の地理・歴史に関する研究、授業が行われていたり、マリンスポーツ系のサークルが多くあります。

 

 また北海道大学では、寒冷地の気候を活かした自然環境の研究活動が行われいたり、ウインタースポーツ系の部活・サークルが沢山あります。

 

 沖縄と北海道は極端な例だったかもしれませんが、日本各地の地方国公立大学では、上記同様にその地域の特色を活かした活動を行っていおり、盲目的に都会の大学に進学したのでは経験できない多くのことがあります。

 

 

お金を使いたくない人

ご縁がありますように(五円玉)の写真

 地方では家賃をはじめとした生活費が都会より安く、またお金を使う機会や場所も都会と比べれば圧倒的に少ないです。

 

 そのため、できるだけお金を使いたくない人には地方国公立大は非常におすすめです。

 

 実際に僕も、現在アルバイトで稼いだお金は毎月8割以上を貯金できています。

 

 しかし注意点があり、地方は都会よりも最低賃金が低いため、お金は使わないけど稼ぎにくい、という部分があります。

 

 

自然が好きな人

青空と木々の写真

 地方国公立大はアクセスが悪い大学が多いですが、それを逆手に取ると、自然豊かな場所に立地していることになります。

 

 近くに海、山、川、森林などがあったりと大学によって様々ですが、自然が好きな人にとっては非常に嬉しいことのはずです。

 

 僕も自然が大好きなのですが、気軽に海に行ったり、サイクリングをしたり、散歩をしたりと、充実した生活を送っています(笑)

 

 

大学の近くに住みたい人

リビングルーム, インテリア デザイン, 家具, ランプ, ソファー, インテリア, 部屋, 屋内, 家

 上で書いたように、地方国公立大はアクセスが悪い場所にあることが多いですが、これも家賃を考える上では大きなメリットです。

 

 大学の立地が悪い分、大学周辺の家賃は低い場所が多いために大学から徒歩圏内に住むことができ、家賃が月5万円以下でも十分に広い部屋に住めます。

(これは大学の場所に寄りますが、)

 

 都心や首都圏では考えられないような条件です。

 

 現在はコロナで非対面授業が多く行われていますが、それでも大学が徒歩圏内というのはこれ以上ないメリットだと感じています。

 

 

地方国公立大学に向いていない人

 

大学で遊びまくりたい人

ライトアップしたみなとみらいの観覧車の写真

 書かなくても分かると思いますが、地方は遊ぶ場所が限られています

 

 自然は豊富にありますが、学生が好むような場所の数は都会と比べれば天と地の差です。

 

 せっかくの大学生時代に色々な遊びがしたい人は、都会の大学をおすすめします。

 

 

多くの出会いを求めている人

人, 友人同士, 一緒に, ハッピー, 子供, 兄弟, 若い, グループ, 愛

 地方には大学が少なく、そのため他大生がいるインカレサークルというようなものはどうしても少なくなります

 

 そのため、自分の所属するコミュニティーが学内で完結してしまうことが多く、出会いの欲しい人は少し物足りないと感じると思います。

 

 都内の国立大に通っている僕の何人かの友人は、女子大も含めた様々な大学とのインカレサークルに所属しており、とても楽しく活動していると聞きました。

 

 正直、女子大とのインカレサークルは僕も羨ましいです(笑)

 

 

 

幅広い経験がしたい人

友人同士, パートナー, 太陽, ビーチ, 友情, シルエット

 自分のしたい経験の種類もポイントとなってきます。

 

 地方大では、確かにその地域の特性を活かした経験は沢山できます。

 

 しかし日常的な行動範囲が狭いため、都会の大学でできるような幅広い経験をするのは少し難しいです。

 

 首都圏の大学に通っている人のインスタグラムなどを観ると、やはり様々な場所に行ったり、多くのアクティビティを楽しんだりと、自分よりは圧倒的に大学生らしい過ごし方をしていると感じてしまいます。

(コロナ禍においてもです。)

 

 またアルバイトについても、地方はどうしても職種が限られてしまいます

 

 派遣のアルバイトも、地方は都会よりも選択肢が狭く、やりたいのに応募できないという案件も多いです。

 

 できる経験については、地方大では狭く深く、都会の大学では広く浅く(または広く深く)と言った感じでしょうか。

 

 

まとめ

 

 今回は、地方国公立大学に向いてる人・向いていない人について、以下のことを紹介しました。

地方国公立大学に向いてる人

・落ち着いた環境で勉強したい人

・地域に興味がある人

・お金を使いたくない人

・自然が好きな人

・大学の近くに住みたい人

地方国公立大学に向いていない人

・大学で遊びまくりたい人

・多くの出会いを求めている人

・幅広い経験がしたい人

 

  地方国公立大学の受験を考えている人は、こういった情報も参考にし、後悔のない大学進学にしてもらいたいです。

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

他にも大学受験に関する記事を書いていますので、ぜひそちらもご覧ください↓

 

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【立地悪!】アクセスが悪く、不便な場所にある国立大学7選

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 今回の記事は、アクセスが悪く、不便な立地の国立大学について紹介していきたいと思います。

 

 国立大学と言えば、その都道府県や地域を代表する大学のイメージがあるため、県庁のようにその都市の中心部にある先入観があるかもしれません。

 

 実際に僕も受験生の時はそのイメージでしたし、他の多くの受験生もそうだったと思います。

 

 しかし、有名な国立大学の中にも非常にアクセスが悪く、最寄り駅から何キロメートルも離れている大学も珍しくないです。

 

 今回の記事では、主に地図上でのリサーチと、僕の実体験を基に紹介していきます。

 

 この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

目次

 

 

 

金沢大学

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https://www.adm.kanazawa-u.ac.jp/ie/j/about/index.html

 まずは北陸代表、金沢大学です。

 

 いきなりですが、金大は今回紹介する中でもトップクラスにアクセスが悪いです。

 

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 最寄りの金沢駅からは6.4km離れており、徒歩1時間23分と、到底歩ける距離にはありません。

 

 また、僕も実際に行ったことがあるのですが、大学は山の中に作られているため、周りに娯楽施設はほとんどありません

 

 加えてキャンパスも大変広くて傾斜もあり、さらに冬は雪も降るため、学生はとても大変らしいです。

 

 詳しくは、以下の動画をご覧いただければ分かると思います↓

www.youtube.com

 

 

茨城大学

f:id:nashikura-23:20210903022314p:plain

https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/1095/index.html

 続いては北関東代表、茨城大学です。

 

 茨大も関東地方にある割にはアクセスが悪く、おそらく最寄り駅であるJR赤塚駅からは4.0km、徒歩にして51分とかなり離れています。

f:id:nashikura-23:20210903014742p:plain

 

 また、茨城県内で最も栄えているであろうJR水戸駅からも5㎞近くとかなり離れており、こちらも不便な場所に立地していることが分かります。

 

 

 

横浜国立大学

f:id:nashikura-23:20210903022351p:plain

https://diamond.jp/articles/-/272232

 続いては首都圏代表、横浜国立大学です。

 

 横国と言えば、あの国際都市、港町である横浜のみなとみらいのような大都会にあるというイメージが持たれがちですが、全く違います。

 

 実際は、横国は海が全く見えない、台地の森の中に立地しています。(昔はゴルフ場だった場所らしいです。)

 

 また、横浜駅からは2.7kmと微妙な距離にあり、近くの3つの駅(羽沢横浜国大駅・三ッ沢上町駅・和田町駅)からもそれぞれ15分以上かかります。

 

f:id:nashikura-23:20210903014815p:plain

 15分はそれほど長くないと感じるかもしれませんが、大学の周りは坂が多く、歩いて行くと結構きついです。

(僕は実際にセンター試験を2日間受けに行きましたが、かなり疲れました。)

 

 

信州大学

f:id:nashikura-23:20210903022433p:plain

https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/guide/nagano_education/

 次は北信越代表、信州大学です。

 

 信大はキャンパスが5つあり、地方大学にしては最寄り駅からもそれほどアクセスは悪くないです。

 

 しかし、その5つのキャンパスが長野市、松本市、上田市、南箕輪村に分散しており、最北と最南では117kmも離れています

 

f:id:nashikura-23:20210903013312p:plain

https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/guide/

 

 また厄介なのが、一部の学部では学年が上がるとキャンパス移動があり、引っ越しが避けられません

 

詳しくは以下の記事をご覧ください↓

zukutora.com

 

 僕も受験生時に一時期、信大工学部を志願していましたが、これが実際に受験しなかった大きな理由の一つです。

 

 

 

静岡大学

f:id:nashikura-23:20210903022523p:plain

https://www.shizuoka.ac.jp/campuslife/campus/shizuoka/index.html

 次は東海代表、静岡大学です。

 

 静大の静岡キャンパスは丘に立地しており、最寄り駅の柚木駅からは2.9km離れています。

f:id:nashikura-23:20210903014832p:plain

 僕も行ったことがあり、静岡駅から大学までバスに乗ったのですが、かなり時間がかかった記憶があります。

 

 しかし、不便な場所にある分、自然環境と景色が非常に良かった記憶があります。

 

 一方、浜松キャンパスの方も最寄り駅からは約3km離れています。

 

 

広島大学

f:id:nashikura-23:20210903022600p:plain

https://aoaoi.jp/preparation/hiroshima/

 続いては中国地方代表、広島大学です。

 

 広島大学も、今回の記事ではトップクラスにアクセスが悪いです。

 

 何が悪いかというと、まずキャンパスが県庁所在地である広島市ではなく、隣の東広島市にあります。

 

 また、最寄り駅に新幹線も停車する東広島駅があるのですが、そこからも5.3kmもあります。

 

f:id:nashikura-23:20210903015638p:plain

 広大は、地元の人ですら一人暮らしをするというほど、アクセスが悪いことで知られています。

 

 一方、医学部のキャンパスは広島市の中心部にあり、マツダスタジアム(プロ野球広島カープの本拠地)も歩ける距離にあるほど好立地です。

 

 

九州大学

f:id:nashikura-23:20210903022715p:plain

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/professor/building05.html

 ラストは九州地方代表、今回唯一の旧帝大学、九州大学です。

 

 九大の最も大きい伊都キャンパスは、九大学研都市という名の駅があるにも関わらず、そこから4.2kmも離れています

 

f:id:nashikura-23:20210903020330p:plain

 

 また、その九大学研都市駅も、福岡駅からは約30分とかなり離れており、アクセスの悪さがうかがえます。

 

 

 

 

最後に

 

 この記事では、アクセスの悪く、不便な場所にある有名国立大学として以下の7大学を紹介しました。

金沢大学

茨城大学

横浜国立大学

信州大学

静岡大学

広島大学

九州大学

 

 誤解してほしくないのは、僕がこれらの大学が嫌いで受験者を減らそうとしているのではなく、受験生に有益で正しい情報を提供したいだけだということです。

(上記の大学はどれも大変すばらしい大学です。)

 

 大学受験の時期は忙しくて大変なため、盲目的に偏差値や知名度で志望大学を決めてしまいがちです。

 

 しかし、偏差値や知名度以外に、アクセスや立地をはじめとした情報を参考にすることも、有意義な大学生活を始める上では重要です。

 

 アクセスや立地が悪い大学に行くデメリットとしては、実家暮らしの人は通学が大変一人暮らしの人は遊ぶ場所が近くにないアルバイトが限定されるなどがあります。

 

 受験生の人には志望大学を決める際、入試の相性・偏差値・知名度だけでなく、アクセスや立地などといったことも十分考慮した上で、入学後に後悔しないためにも、慎重に大学を選ぶようにしてほしいです。

 

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 他にも大学受験に参考になりような記事も書いているので、ぜひそちらもお読みください↓

 

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【受験生へ】通学時間に勉強できる、おすすめの参考書・アプリ4選

 どうも、大学生のnashikuraです。

 

 

 

 今回は主に僕の経験を基に、高校生や受験生におすすめする、通学時間に勉強できる参考書・アプリについて紹介したいと思います。

 

 

 僕は現在大学生ですが、高校時代は片道1時間ちょっと、往復2時間以上をかけて学校に電車通学していました

 僕はこの長時間通学の中で、通学中に勉強する大切さを学んだのと同時に、どういった参考書やアプリが役立つのかを知ることができました。

 今回は主に僕のこうした経験から書いて行こうと思います。

 

 通学時間が長く、勉強を頑張りたい高校生、受験生の参考に少しでもなれば幸いです!

 

 

目次

 

 

 

通学時間に勉強する重要性

ラッシュ時間をずらして出社(通勤電車)の写真

 まず本題に入る前に、通学時間の重要性についてです。

 高校は基本的に中学までとは違い、様々な場所から通っている人がいるため、通学時間も人によってバラバラです。

 家から学校まで徒歩5分の人もいれば、複数の交通機関を使って片道1時間以上かけて通っている人も珍しくないです。

 

 ここで、通学時間が片道10分のA君と、片道1時間10分のB君の自由に使える時間を比較していきたいと思います。

 まず、学校がある一日あたりでは、A君とB君には片道で1時間、往復で2時間の差が出ます。

 学校は少なくとも一年の半分、約180日は通うことになるので、一年あたりでは180×2=360時間、丸15日分の差が付きます。

 そしてこれが3年続くと、1080時間、丸45日分の差が出ます。

 つまり、B君が通学している間の45日分は、A君は自由に過ごすことができます

 

 どうですか?

 

 意外と大きい差が生まれますよね?

 

 ここで何が言いたいかというと、通学時間が短い人は、長い人と比べて圧倒的に勉強に使える時間が長く、受験においても有利になりやすいという話です。

 

 しかし逆に考えれば、通学時間をすべて勉強に使うことができれば、その差は簡単に埋められるということです。

 そして、その通学時間が長ければ長いほど、通学時間を勉強に使うことの重要性が大きくなります

 

 

  

おすすめの参考書・アプリ

 ここからは、僕が実際に高校時代に使っていて良かったと思う参考書やアプリを紹介します。

 僕はセンター試験世代なので共通テスト時代の現在とは少し異なる点があると思いますが、そこはご了承ください。

 

1 英単語ターゲット1900

 英語はほぼすべての受験生が使う科目ですので、英単語帳も受験においては必須です。

 「英単語ターゲット1900」は、僕個人的に最もおすすめの英単語帳であり、多くの受験生に愛されている単語帳でもあります。

 赤シートで文字が隠せたり、文字も見やすかったりと、日常的な暗記に非常に使いやすいです。

 レベルも共通テスト~国公立二次・私大入試を網羅しており、これ一冊を完璧にすれば、ほとんどの入試で困ることはないでしょう。

(※東大や京大をはじめとした超難関大学や、東京外大や国際教養大などといった英語に特化した入試では対応しきれない部分もあります)

 僕の高校では英単語ターゲット1900は指定の教材ではありませんでしたが、半分以上の生徒が持っていた印象です。

 また、次に紹介する「ターゲットの友」というアプリとも連携でき、併用すればさらに効率的な暗記を進めることができます。


 

 

 他にも難易度が低い「英単語ターゲット1400」や「英単語ターゲット1200」などもありますが、個人的には「英単語ターゲット1900」からはじめても問題はないと思います。

 

 

2 ターゲットの友(無料アプリ)

 「ターゲットの友」(通称:タゲ友)は、ターゲットの単語帳と連携してある無料のアプリです。

 正誤問題(日→英、英→日)、単語入力、短文の読み取りなど、様々な機能があります。

 また、アプリですので、紙媒体ではできない発音の聴き取りも可能です。

 

 ターゲットの単語帳とタゲ友を併用することで、日常的な単語学習が楽しくなり、継続的に単語をやる習慣が付きます

 僕は大学生になった今でも、TOEIC対策として利用しています。

 

 

3 古文単語330

 次は古文単語帳です。

 僕は理系の受験生でしたので、古文は最低限の勉強で済ませたかったです。

 そこで、古文は単語だけでも完璧にしようと思いました。

 「古文単語330」共通テストレベルは網羅しており、これ一冊を完璧にすれば共通テストの単語は安心です。

 僕はセンター時代の受験生でしたが、この単語帳のおかげで単語に困ることはありませんでした。  


 

 

 

 

4 大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本

 この「地理Bの点数が面白いほどとれる本」おそらく、僕の受験時代に最もお世話になった参考書の一つです。

 そしてその名の通り、僕はセンター地理Bの点数を30点台から80点まで伸ばすことができました。(ガチです)

 この本はカラーで印刷されており、図や写真、グラフなども豊富にあるため、読んでいて全く飽きないですし、内容も頭に入りやすいです。

 特に地理は本番でも写真やグラフを扱う問題が多く出題されるため、地理の勉強には最強の参考書です。

 また、地理に関して言えば、一問一答形式の問題集よりもこちらの方が圧倒的に対策になると思います。


 

 

 

 

 

 いかかでしたでしょうか?

 もし参考になったものがあれば、高校生や受験生はぜひ購入してみることをおすすめします。

 

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 他にも受験生の参考になるような記事を書いているので、もし良かったらそちらもご覧ください!

 

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